A9C03c2 魔の攻撃の手口、魔にねらわれるとき

・この記事は、⇒A9C03c「魔に攻撃された私の体験」の続きです。
・前回の記事では、魔に攻撃された私の体験のお話をしました。
・今回は、私が「魔に攻撃された原因」についてのお話をします。

・魔に攻撃された原因に関しては、心の面の原因と、現象面(仕事上)の原因があります。
・仕事上の原因は、そのあとに起きるフライデー事件やS会、O教との戦いとも関係する話になります。
・長くなりますので、後の機会に譲りたいと思います。

😐原因 - 魔の攻撃の手口

不信感とプライド

・心の面の「魔の攻撃の手口」はシンプルでした。
不信感とプライドのところです。
自己卑下慢心の両方です。

・私の場合は、東大出というプライドがありました。
・しかし、伝道を始めると、思うような結果が出ません
・結果が出ないと人間がすることは、二つにひとつです。
逃げるか、無理をするかです
(参考 ⇒A103「無理をするタイプ、あきらめるタイプ」

無理をすれば、だんだん苦しくなってきます。人や環境を責め始めます。
・ここで、悪霊が入ってきます。

逃げれば、自分に嫌気がさします。
・ここでも、悪霊が入ってきます。

(「進むも地獄」、「退くのも地獄」で、「いったいどうすればいいの・・・」という感じです。)

実力とポストのアンバランス

・私の場合、東大出なのに「講師試験に何度も落ちる」ということでプライドが傷ついていました。
(「こんなはずではない」という感じです。)

・特に、指導局に異動になってからはきつかったです。
・指導局というところは、講師を輩出し、育てるための部局です。
・当然、指導局員はみんな講師資格を持っています。局員のみならずボランティアで手伝いにきた人でも講師資格を持っています。
(要するに、当時、一緒に仕事をしていた仲間の間で、講師資格を持っていないのは、私だけだったか、私ともう一人いただけだったと記憶しています。)
・講師資格を持っている人間しか参加できないセミナーの開催を、講師資格をもっていない私が担当しなくてはいけませんでした。

・指導局の私のポストは課長で、局のなかでは、No3の位置にいました。
・私の感覚で言うと、「No3のポストにいて、一番できが悪い」ということで、プライドはズタズタだったのです。
⇒A9A03a2「私が勝手に苦しんでいたこと」でお話をしているように、まわりの人間はほとんど気にしていなかったと思いますが、私としては、天地がひっくり返っているような感じだったのです。)

・そして、問題となるのは、重要なポストにいると、単なる悪霊ではなく、魔が狙ってくるということです。
・逆に言えば、重要なポストからはずされれば、それほど大物の魔はやってこないのかもしれません。
(こんへんはよくわかりません。そのあとも、魔だか悪霊だがよくわかりませんが邪なるものとのおつきあいはずっとあります。ただし、現時点では、心が揺れても、「仏説・正心法語」の読誦と、⇒A9A03a3「心の揺れを止める私の方法」でほとんど解決できています。)

人に評価をされるときが一番難しい

・以上を逆の面から言い換えると、「指導局というエリートポスト(と私には見えました)に異動になり、人から評価をされそうになったときに、魔に狙われた」ということです。

・プライドは魔に狙われる原因になりますが、逆に、プライドのない人間が偉くなることもありません。
(ずっとお話をしているエネルギーの問題です。エネルギーがない人間が偉くなることはありません。)
(参考 ⇒A9A02b2「私がスルーした大切な教え」

・このへんのバランス感覚を鍛えていくことが人生修行の秘訣です。
・要するに、悪く言えば、「無理をすること」と、「逃げること」の兼ね合いですし、よく言えば「チャレンジすること」と、「あきらめること」の兼ね合いです
・あるいは、慢心とプライド、無気力無欲の問題です。
(深刻な悩みを解決する秘訣は、進撃と撤退の兼ね合いにあります。このあと、おそらく10月19日ぐらいに、「人に言えない悩みの解決法」をひろする予定です。そこで、もう詳しくお話をします。)

*これを書いていながら、特に、幸福の科学の若い職員にこのことを伝えたいなと思いました。
(実は、私が職員になったときに、一番はじめに先生からいただいたご法話は、「弟子の仕事能力がないからイエスが十字架にかかった」という話です。おそらく一般公開はされていないと思います。)

🙂魔との戦いの意味

・私自身としては、今、思えば、このときの体験はありがたかったなと思います。
・次の機会にお話をしますが、こうした体験を経なければ、ほんとうの信仰心というものは確立できないのだと思います。
(逆に言えば、魔に勝つには信仰心を強くするしか方法はないです。)

・そのへんにも、大川隆法総裁先生が「無茶な伝道」をお許しくださっていた理由があるような感じがします。

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