MS2313 「奇跡物語」193 幻であった宇宙戦争

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第3章1「心のなかの宇宙戦争」)

[幻であった宇宙戦争]

 そこには、変化のなかにあって変化しないなにか、流転のなかにあって流転しないなにかがあるのです。そして、このなにかこそが、あるときは実在といわれ、あるときは理念といわれ、また、あるときはイデアといわれるものなのです。
 人間の本質は、時間の流れのなかで変転してゆくはかない存在ではなく、永遠に不変の実在なのです。この不変の実在こそ、生命であり、魂であり、霊であります。

・さとるは、いつも読んでいる『太陽の法』の一節を思い出した。人間の本質は理念である。さとるは、自分の一生を、いや、永遠の生命を貫き通す理念を発見した。それは「真理の探究」ということである*。

*さとるの中心理念と人生計画に関しては、「奇跡物語」の第2篇終了後の外篇で紹介する予定です。

・この理念が、さとるの人生をつくってきた。
・そして、この理念を発見したときに、さとるの心のなかの宇宙戦争は終わった。いや、そもそも、心のなかの宇宙戦争などは存在しなかったのだ。宇宙戦争は幻であったのだ。戦争をしているように見えた仙人的魂とお坊さん的魂は、魂修行のための方便の役者にしかすぎなかったのだ。
・きっと、この地上の宇宙戦争もそうなのであろう。仏から見れば実際に戦争が行われているわけではなく、人類が人間の本質を発見するための方便なのであろう。
(ただし、地上の宇宙戦争は、魂修行の邪魔をしようとしている存在との戦いでもある。魂修行の定義のしかたによって、「幻かどうか」は変わってくる。)

(6月18日)

第3章1「心のなかの宇宙戦争」小題

⇒[心のなかの宇宙戦争]
⇒[さとる、勝負に出る]
⇒[さとる、大失敗をする]
⇒[さとる、グルグル回りの世界に入る]
⇒[さとる、再び、反省に入る]
⇒[さとる、小さな降魔体験をする]
⇒[さとる、縁起の理法で考える]
⇒[さとる、心のなかの宇宙戦争を発見する]
⇒[お坊さん的魂と仙人的魂の戦い]
⇒[グルグル回りの原因]
⇒[なぜ、幸福の科学では、レプタリアンが出世するのか]
⇒[さとる、人生計画を確信する]
⇒[幻であった宇宙戦争]
[要するに・・・](6月19日)

 

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。