MS5138「奇跡物語」672 バブルの形成と崩壊の本質

第五篇 『地獄の法』篇(危機の時代のサバイバル)

主が御帰天され、第七文明は終焉の時をむかえる。地上は地獄の時代に入るが、これは第八文明を創造するための「生みの苦しみ」でもある。
さとるたちは、危機の時代をサバイバルし、第八文明の礎を築くために「エル・カンターレ信仰を立てる」ための学習会と組織づくりをはじめる。

(以下本編  3 地獄への道とサバイバルプランについて - 大恐慌を前にして起きていること)

2023年5月30日記:「奇跡物語」第5遍第1章第2節の公開予定日は6の数字が重なる6月6日です。そして、その二日後の6月8日に公開の記事は、「奇跡物語」の666番目の記事です。666の数字は幸福の科学では悪魔の数字として嫌われていますので、本節では「地獄への道」の話をします。

この節では経済の難しい話が続きます。心の話が好きな方には、当サイトの開設当初の記事の閲覧をおすすめします。
今日のおすすめは
⇒A401「潜在意識の秘密」です。

その他の記事
⇒A207「天上界からご指導を受ける方法」
⇒A206「現代の文明社会での菩薩への道を考える」
⇒A205「平静心とインスピレーション」
⇒A204[智慧の力を得るための三つの真理]
⇒A203「幸福になるための実践論・・・」
⇒A202「偉人たちが教えてくれる奇跡の秘訣」
⇒A201「心のなかのダイヤモンドの自分の発見」

[バブルの形成と崩壊の本質]

B バブル形成と崩壊の本質

・多くのヘッジファンド(マネージャー)がバブルをつくるのは、自分たちが資産高でもうけることができるからです。たとえバブルが崩壊して資産価値が下がっても、損をするのは投資をしている人ですし。金融機関がつぶれそうになったら政府が助けてくれると思っています。実際に、リーマン・ショックまではこの考え方が通じました。しかし、今の各国政府には、全体がつぶれ始めたらそれを救う力はありません。政府に救う力がないから、今回のバブル崩壊は100年ぶりの大恐慌となる可能性が高いのです。要するに、DSレベルでも、今回の不況ではゼロサムの原理が働き、儲ける人と損をする人がでてきます。)

1 問題の本質

・問題の本質は、次の通りです。

➀ 経済の本質 ー 霊的経済と悪魔の経済
・経済の本来の姿はウィンウィンの循環による発展です。ところが、現在は、「誰かがもうけるためには誰かが損をする」というゼロサムの経済になっています。ゼロサムの経済は衰退の悪魔の経済です。(ギブアンドテークは唯物論的衰退論なのです。)ウィンウィンでは信用は膨張しますが、ゼロサムでは信用収縮が起きます。

② バブルの本質は借金中毒 - 資本主義の終わり
・今のバブルの本質は、超短期的には2020年のコロナショックの金融緩和、短期的には2008年のリーマンショック以降の金融緩和、中期的には1970年代以降の金融緩和、長期的には1929年の大恐慌以降の世界の借金体質による「借金の経済」です。
・そしてバブルが大崩壊するということは、借金を借金で返済する借金体質の限界が来ているということです。これが「資本主義の終わり」ということ。

③ 良い借金と悪い借金
・経済は借金を投資に回すことで発展します。成功は利益(利子)と信用を生み、それが次の借金につながります。
・借金には「投資のための借金」と「消費のための借金」の二種類の借金があります。1970年までの借金は、「投資のための借金」が主流でしたが、1970年代のオイルショック以降、政府が救済してくれることが当たり前となったため、現在では、ほとんどが「消費のための借金」になっていると考えられます。
・「投資のための借金」は利子を生む分だけ経済を活性化させますが、「消費のための借金」は利子の分だけ経済が縮小します。

④ 株価の上がり下がりを決めているのは金融政策のみ
・健全な利子を生む投資活動が少なくなっているので、現在、政府の財政出動の恩恵を受けているところだけが大きな利益を得ています。(代表的例は、武器をつくっている企業と金融業です。)
・したがって、株価は政策金利が下がれば上がり、政策金利が上がれば下がります。(だから、経済指標が悪いと株価は上がるという変なことが起きています。日本も、「景気が悪いから金融緩和政策をしている、だから株価が上昇する、ファンダメンタルの根拠はない」ということになります。しかし、「金融緩和をするから日本の景気が良くなり、株価が上昇する」と説明をしている専門家も少なからずいます。)

(6月15日)

「奇跡物語」第1章 3 地獄への道とサバイバルプランについて

⇒[地獄への道とサバイバルプランについて]
⇒[日経平均株価の異変]
⇒[裏の世界による株価の誘導]
⇒[日銀の乱心]
⇒[金融緩和が続くと、なぜ、日本の財政は破綻するのか]
⇒[植田理論とその限界]
⇒[それぞれの見方と神様の目]
⇒[数字上のごまかし]
⇒[バブルの形成と崩壊の本質]
⇒[現在起きていること]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
をご覧ください。