MS5133「奇跡物語」667 日銀の乱心

第五篇 『地獄の法』篇(危機の時代のサバイバル)

主が御帰天され、第七文明は終焉の時をむかえる。地上は地獄の時代に入るが、これは第八文明を創造するための「生みの苦しみ」でもある。
さとるたちは、危機の時代をサバイバルし、第八文明の礎を築くために「エル・カンターレ信仰を立てる」ための学習会と組織づくりをはじめる。

(以下本編  3 地獄への道とサバイバルプランについて - 大恐慌を前にして起きていること)

2023年5月30日記:「奇跡物語」第5遍第1章第2節の公開予定日は6の数字が重なる6月6日です。そして、その二日後の6月8日に公開の記事は、「奇跡物語」の666番目の記事です。666の数字は幸福の科学では悪魔の数字として嫌われていますので、本節では「地獄への道」の話をします。

この節では経済の難しい話が続きます。心の話が好きな方には、当サイトの開設当初の記事の閲覧をおすすめします。
今日のおすすめは
⇒A203「幸福になるための実践論・・・」です。
その他の参考記事
⇒A202「偉人たちが教えてくれる奇跡の秘訣」
⇒A201「心のなかのダイヤモンドの自分の発見」

[日銀の乱心]

(「日経平均株価の異変」の続きです。)

2 日銀の乱心

・日経平均株価の異常の原因の二つ目は「日銀の乱心」です。
・今、マスメディアは沈黙を守っていますが、日本政府は財政破綻の道へまっしぐらに進んでいます。その理由は、日銀が金融緩和を続けているからです。日本が財政破綻に向かっている根拠については後でお話をしますが、まず、日銀の行う金融緩和と株価の関係についての経過を整理しておきます。

➀ 株価上昇の理由
・アベノミクスのときもそうでしたが、海外の投資家が日本株を買っている本質的な理由はただ一つ、「日銀が金融緩和を続けている」ということです。(金利が低ければ株価は上がります。)

② 日銀の金融政策は手詰まり状態であるので、投資家は金融緩和の終わりを予想していた
・日銀の金融政策が手詰まりになり、大幅な路線変更(金融緩和の終了)をしなければいけないことは周知の事実となっています。
・2022年の12月に日銀の前総裁の黒田さんは突如、YCC政策の変更をして市場を驚かせました。(金利が上がり株価は暴落しました。)「黒田さんは金利を上げたくなかったが、財務省に押し切られたのであろう」という話が流布しています。
・ここで市場は、日銀が金融引き締めに向かうと判断をし、2023年2月には猛烈な国債の空売りを仕掛けました。しかし、黒田さんは路線変更をせず、このときは一部で「黒田さんがヘッジファンドに勝った」と言われました。
・そして、市場は、次の日銀総裁が金融引き締めをやると予想しました。日銀総裁の人事では、だれも(路線変更をして)悪者になりたくないので引き受けようとしませんでしたが、最後に植田さんが引き受けました。
(要するに、市場も経済アナリストも植田さんが路線変更をすると考えていました。)

③ (財政破綻への道を突き進んでいる)植田総裁の金融緩和の継続
・ところが、新総裁である植田さんは、黒田路線の継承を宣言しました。そのため、円安が進み、株価が上昇しています。(これは「事なかれ主義の日本人特有の仕事の仕方の現れ」と考えられます、それを市場(=DS)に利用されている感じです。)
(植田さんの金融緩和政策の継続はポーズではなく本音のようです。これは、日銀が、「金融政策により日本経済をコントロールすることをあきらめた」ということであり、放っておけば財政破綻に向かいます。なお、財務省がこれを容認しているのは、次の選挙で買って増税すればよいと考えているからかもしれません。)

(6月9日)

「奇跡物語」第1章 3 地獄への道とサバイバルプランについて

⇒[地獄への道とサバイバルプランについて]
⇒[日経平均株価の異変]
⇒[裏の世界による株価の誘導]
⇒[日銀の乱心]
⇒[金融緩和が続くと、なぜ、日本の財政は破綻するのか]
⇒[植田理論とその限界]
⇒[それぞれの見方と神様の目]
⇒[数字上のごまかし]

お知らせ

ブログランキング参加中です。
真実の霊界観を広めるためにご協力をお願いします。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村ランキング

「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
をご覧ください。