MSR013 「奇跡物語」参考資料13 ピエールの悟りへの道③

③ フリーメーソンの三つの目的

・バズジェーエフと出会った後にピエールはドイツの神秘思想家トマス・ケンビスの本を夢中になって読みました。
・その様子は次のように描かれています。

この書物を読みながらも、ピエールはひとつのことを、ただ一つのことのみを頭に入れた。すなわち、自己完成の到達の可能性と、かのバズジェーエフに啓示された人間相互の同胞的、実行的愛の可能性を信ずるという、ピエールのいまだかつて味わったことのない快感を識得したのである。

(わかりにくい訳ですが、要するに、「魂で愛と悟りを感じた」ということだと思います。)

・このあとピエールは、フリーメーソンの会員になり、フリーメ―ソンの三つの目的を教えられます。

・一つ目は、神秘を保存し、それを子孫に伝えることです。
(この神秘は「アダムの時から伝わっているもの」と書かれているので、エロヒムの教えと考えられます。)

・二つ目は、鍛錬をして知性を浄化させ向上させることです。
(これは、「天上界からの啓示を受けられるようにする」ということだと思います。)

・三つ目は、敬虔と徳行の模範を世に示し、全人類を匡正することです。
(これは、「世界を支配しつつある悪と戦うため」です。)

(「この記述はおそらくフリーメーソンの真実である」と考えられます。)

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参考資料の公開予定

・参考資料の公開予定は以下の通りです。

⇒MSR001「トルストイの『戦争と平和』の主人公ピエールの体験と私の体験」
⇒MSR002「『戦争と平和』は聖書である」①
⇒MSR003「『戦争と平和』は聖書である」②
⇒MSR004「『戦争と平和』は聖書である」③
⇒MSR005「『戦争と平和』は聖書である」④
⇒MSR006「フリーメーソンと幸福の科学」①
⇒MSR006「フリーメーソンと幸福の科学」②
⇒MSR006「フリーメーソンと幸福の科学」③
⇒MSR006「フリーメーソンと幸福の科学」④
⇒MSR006「フリーメーソンと幸福の科学」⑤
・7月6日~7月17日 「ピエールの悟りへの道」①~⑪
・7月18日~7月21日 「『戦争と平和』と『太陽の法』」①~③

 

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