MSR31 「奇跡物語」参考資料31 主をお護りするサンガを考える②

「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)

・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。

(以下参考資料)

劉邦が天下統一をできたわけ

・戦に弱い劉邦が最後に項羽に勝てた理由は、次の三つだと考えられます。

① 劉邦は優秀な人材を集めた
・個人の戦いでは、劉邦は項羽に勝つことができませんでした。

・しかし、項羽が自分一人の力を頼りに戦っていたのに対し、劉邦には優秀な部下がいました。
・特に、シヨウカ、張良、韓信の三人が、それぞれ、兵站、作戦、戦の分野で力を発揮したのが大きいと考えられています。

② 自由ということ
・優秀な人材がそろっていれば、組織が強くなるのは当たり前のように思えますが、漢軍が現代の経営論とまったく違うのは、漢軍には全体戦略もなく、優秀な部下を管理する手法もまったくなかったことです。

・つまり、劉邦が部下の特徴を生かして使ったのではなく、完全に自由にさせていたのです。
・劉邦の霊は、霊言で次のように言っています。

わしが象徴してたのは、たぶん、「自由」ではないかな。「『自由』と『規律』との戦いで、規律を破って自由が勝った』ということなんじゃないかな。(『劉邦編・項羽と劉邦の霊言』)

・また、「漢軍の武将が、お互いに連携をしながら、軍全体で戦っていた」という様子もみえません。

・つまり「自分勝手にやっていたから、それぞれの力を思う存分発揮できた」ということなのです。

③ 法にもとづいた仕事
・私たちの常識では、一人ひとりが自分勝手にやっていたのでは組織仕事はうまくいかない感じがします。

・なぜ、漢軍はそれでも強かったのでしょうか。

・これは、私の推測ですが、漢軍の将軍は、それぞれが法に従って動いていたので、方向性が一つになったのではないかと思います。
・シヨウカは勉強熱心な人でした。(小説によれば)張良は老人から「兵法書」を授かったことになっています。韓信は「孫子の兵法」を学んでいたと言われています。
・それぞれの人間が全体のことを考えていれば*(ここが大切な点ですが)、結果論として全体的に統一の取れた動きができても不思議はありません。

*詳しい説明は省きますが、全体のことを考えていれば、優秀な人間には同じところからインスピレーションが降りて来ると考えられます。

・つまり、漢軍は霊的には一つになっていたと想像されます。
・これが漢軍の強さの秘訣だと思います。

(9月14日)

「奇跡物語」
⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」

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・「奇跡物語」の理解を深めるための参考資料です。

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