MSR43 「奇跡物語」参考資料43 慢心について③ 悪をおしとどめる力

「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)

・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。

(以下参考資料)

(「慢心について」の続き)

悪をおしとどめる力

・宗教家としては、自分たちの慢心を正すとともに、慢心している人々を導くことも大切です。

・慢心をしている人を導くには二つの方法があります。
・一つは「時間を与える」という方法です。
・慢心している人間は、必ずどこかで失敗をしますので、「失敗をするのを待ち、本人が反省をはじめたときに導く」という方法です。
・反省をしていない人間を導くのはとても大変なので、時間はかかりますが、宗教的にはこちらの方が王道のように見えます。

・しかし、私は、STAP細胞事件のときに、悪をおしとどめるのには、これでは不十分だということを感じました。
・STAP細胞事件は、新文明の創造に貢献をすべきSTAP細胞の創造という科学的発見を葬り去りました。
・この事実から、この問題の本質は、「STAP細胞を葬った科学者やマスコミにあるのではなく、それを許した宗教の側にあった」と考えざるを得ません。
(幸福の科学の信者さんの間では、小保方さんを追い込んだ理研の所長などが悪人に見えていると思いますが、私の印象では、ノーベル賞をとるような科学者が、自分より優れた業績を出そうとする30代の女性に対して嫉妬心を起こすのは、ごくごく当たり前のできごとに思えます。つまり、悪の存在自体は当たり前のことであり、それに対応できなかった私たちの方に問題があったのか、私たちの学びの材料として起きた事件だと思います。)

・つまり、「慢心しているものはいつか失敗をする」というような悠長な態度では「正しきものが敗れることがある」ということです。
・したがって、「悪をおしとどめるためには、慢心しているものと積極的に戦っていかなくてはいけない」ということです。
・STAP細胞事件で感じられたことは、現代の戦いは、ヤイドロンの言う「知識の権力との戦いである」ということです。
(アメリカの大統領選が、まさにそのことを教えてくれています。)
・幸福の科学がマスメディアとしての力を持つには、「信仰心とマーケティング力」という異質なものの結合が必要だと感じていますが、現在のところ、この両方とも力不足なような感じがしています。

(11月28日)

「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)

⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」

・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練

・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界

・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
3 コロナパンデミック狂騒曲

第4章 明らかになる天意
1 崩れゆく現代文明

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参考資料について

・「奇跡物語」の理解を深めるための参考資料です。

⇒MSR001「トルストイの『戦争と平和』の主人公ピエールの体験と私の体験」

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