「奇跡物語」第2篇
「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。
・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。
(以下本編 第3章1「心のなかの宇宙戦争」)
[お坊さん的魂と仙人的魂の戦い]
・<自分の人生は、お坊さん的な魂と仙人的な魂の葛藤の連続であった>
・さとるは、自分の人生を振り返ってそう思った。お坊さん的魂は忍耐強く努力することを求める。仙人的魂は楽をして成功して、人に評価されることを望む。
・そして、さとるにとってよくわかならいのが、「真理の観点からはお坊さん的魂の言うことの方が正しい気がするが、現実世界で勝利するのは仙人的魂にしたがったときだった」という事実だ。お坊さん的魂にしたがっている時はいつも苦しんでいるのだ。
・さとるは子供のころから試験に強かった。ふだんできないことでも試験になるとできるのだ。これは仙人的魂の力だと思われる。さとるはよくインスピレーションをもらう。わかるはずのないことがわかることがよくあるのだ。そのおかげで、まわりの人はさとるのことを「頭がいい」と評価する。それで、東大にも合格した。研究者になっても、国際学会で発表できるような研究をしたし、比較内分泌の分野で世界的権威をもつ教授から「クレバー」と称され、客員研究員としてイギリスに呼ばれた。これは、かなりの部分仙人的魂の力であると思われる。
(「勉強ができるようになったのはお坊さん的魂の力だが、受験などの最後の勝負で力を発揮するのは仙人的魂の力」ということ。全体としては仙人的魂の力で成功した印象が強い。)
・しかし、本人は自分に中身がないことを知っている。東大に入れたのも“まぐれ”だし、東大の先生になってからも、「自分はできが悪い」と思っている学生たちにさえ、学力の点では劣等感を感じていた。(不思議なもので、東大生の劣等感は、おそらくふつうの人の劣等感より大きいと思われる。)お坊さん的魂は劣等感を持っていて、成功感覚がないのである。
・幸福の科学の職員になってからは、お坊さん的魂が表面にでるようになった。そして、お坊さん的な魂が表面に出ると苦労の連続である。伝道はできない、下積みの仕事が多い、支部長としての成果は出せない、講師になっても祈願や研修では光は降りない。
・そして、それは、さとるだけではない。まわりを見ても、幸福の科学で出世するのは天狗、仙人系の人間が圧倒的に多い。そして、あらんことか、お坊さん的魂は、悪魔にのっとられる人も少なくないのである。
(6月14日)
第3章1「心のなかの宇宙戦争」小題
⇒[心のなかの宇宙戦争]
⇒[さとる、勝負に出る]
⇒[さとる、大失敗をする]
⇒[さとる、グルグル回りの世界に入る]
⇒[さとる、再び、反省に入る]
⇒[さとる、小さな降魔体験をする]
⇒[さとる、縁起の理法で考える]
⇒[さとる、心のなかの宇宙戦争を発見する]
[お坊さん的魂と仙人的魂の戦い](6月14日)
[グルグル回りの原因](6月15日)
[なぜ、幸福の科学では、レプタリアンが出世するのか](6月16日)
[さとる、人生計画を確信する](6月17日)
[幻であった宇宙戦争](6月18日)
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「奇跡物語」
第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。
サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。
公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。