MSO240628 「現在が金融バブルである」ことを説明するわかりやすい話

「魔法の経済学」の補足版-「現在の経済の正体」です。

[「現在が金融バブルである」ことを説明するわかりやすい話]

・ここで、現在が金融バブルであることを説明するためのわかりやすい話をします。

<非常にシンプルな話>

・現在、エヌビディアとアップルとマイクロソフトの株価の時価総額は約10兆ドルです。1ドル150円とすると1500兆円です。日本のGDPの2倍以上の額です。
・これが、何を意味しているかというと、もしも、この3社の株価が半額になれば、日本という国一つの経済活動がなくなったのと同じだけの経済損失があるということです。
・それでは、この3社の株価が半額になることが非現実的な話かというと、決してそんなことはありません。実際に、2019年のコロナショック前の株価と比較しますと、エヌビディアは約20倍、アップルは約4倍、マイクロソフトは約3倍と、各社とも倍増どころではないほど高くなっています。
(身近な例で考えれば、日本の住宅価格はバブル崩壊と共にあっという間に半額以下になったところはすくなくありません。)

<現在の3社の株価は正当なのか>

・そこで当然出てくる疑問は、「現在の3社の株価は正当なのか(=ほんらいの会社の価値はいくらなのか)」ということです。結論を言えば、現在の株価は高すぎます。その理由は以下の通りです。

➀ オプショントレードによる株価の高騰
・現在の株価が高いのは、トレーダーが短期で利益をだすためにオプショントレードというレバレッジをかけた方法で借金をしてトレードしているからです。借金で株を買っているので、株価が下がり始めたとたんに借金返済のための売りが出ます。売りがでれば株価はさらに下がります。すると、借金返済のためのさらなる売りがでるという循環が生まれ、暴落します。
(現在はこの逆で株価が上がっています。つまり、借金で株を買った人が、株価が上がるのでさらに借金ができて株を買えるという循環です。)

② PER(1株当たりの純利益)
・現在の3社のPERは、エヌビディアが約80倍、アップルが約30倍、マイクロソフトが約40倍です。
・これは、現在の利益で元をとるには、エヌビディアは約80年、アップルは約30年、マイクロソフトは約40年かかるということです。
(日本市場の平均PERは13倍ぐらいです。現在は約16倍で、これも、歴史的な高値です。)

③ 自社株買いとヘッジファンド
・現在、株価が上昇している最大の原因は、自社株買いです。自社株買いをすると買ったときの株価があがるだけでなく、前述したPERが下がるので、株価が実態より割安に見えるようになります。
(自社株買いの株は消却されるので一株当たりの利益が高く出るようになります。現在、ヘッジファンドは、「大型株主になり、企業に自社株買いの圧力をかけ、株価があがったところで株を売却することによってもうける」という手法をとっています。)

(6月28日)

お知らせ

ブログランキング参加中です。
真実の霊界観を広めるためにご協力をお願いします。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村ランキング

「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめる。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
⇒GMS08「『奇跡物語』第五篇記事一覧」
⇒GMS09「『奇跡物語』外篇「魔法の経済学」一覧}
をご覧ください。