「奇跡物語」 「伝道論」
本論-ユートピア実現編 パートⅢ うごめく闇
(さとるのユートピア実現に向けての毎日の記録です。)
(ユートピア実現編のパートⅢは、真理編と政治経済編があります。)
(今回は、政治経済編です。)
[兵庫県知事選挙の話④]
・兵庫県知事選挙の話を通じて、私がお伝えしたいことは以下の通りです。
① 一般的な邪見
・事実を知る人から見ると、兵庫県知事選にまつわる事件の一般的な印象は、「兵庫の既得権益者の集団が大罪を犯した」ということだと思います。
・しかし、これは邪見のような気がします。(少なくとも、天上界の見方とは一致していません。)
・天上界から見れば、すべての既得権益集団は悪いことをしています。しかし、これは、人間の常です。99%の人は、権力を持つと自我我欲の思いから間違った行動をするのです。
・要するに、既得権益集団が犯す悪はだれでも犯す悪であり、天下の大罪といって天上界が罰するような内容ではありません。(悪というより迷いの現れという表現の方が真理に近いと思います。)
② 悪の凡庸性
・このだれでも犯す悪のことを、ハンナ・アレントは「悪の凡庸性」と表現しました。ハンナ・アレントは、「ユダヤの迫害を生み出したナチの大罪は凡庸性の結果である」という考えを打ち出しました。そして、ユダヤ人から非難さたのです。
(ちなみに、幸福の科学の霊言でも、「中国は大悪である」と信じている質問者に対し、ハンナ・アレントが、「何が正しいか」という議論を展開したので、質疑応答がかみあっていませんでした。)
③ 悪の凡庸性の教えてくれていること
・悪の凡庸性が教えてくれていることは、大きく二つあります。
・一つは、「だれでも、大きな権力を持つと大罪を犯す可能性がある」ということです。(2009年の民主党政権の議員を思い浮かべればよいと思います。もっと一般的な人の実例を挙げるとすれば、南アフリカのマンデラ大統領の自由主義政策の大きな阻害要因は、権力からおろされた白人ではなく、権力を持った黒人の方でしたし、ロシア革命も一般民衆の意思と考えられます。)
④ 善悪の判断
・二つ目は、「善人悪人という分け方は正しくない」ということです。これは、サンガのなかでいつも経験していることです。サンガ内でも、幸福の科学を支援している政治家でも、悪魔にやられることはしょっちゅうあります。「だれだれが正しい」、「私は正しい」、「だれだれは間違っている」、「だれだれはおかしい」という判断は常に間違っています。
・幸福の科学の目的は善悪の判断をすることではなく、善悪の判断基準をつくることです。実現党の目的も信仰に基づいた自由主義の設立です。(シロクロをつけるのではなく、議論の場をつくるということです。)
⑤ エル・カンターレ信仰とは
・自分たちの善悪の判断を人に押し付けると、エル・カンターレ信仰が至高神信仰ではなく、一神教信仰になってしまいます。ユダヤ教やキリスト教がそうであるように一神教信仰は争いを生みます。
・信者さんに一神教信仰と至高神信仰の区別がついていないことが、幸福の科学の大きな問題点の一つであると考えられます。
⑥ 結論として
・お伝えしたい結論は、「私たちの目的は善悪を教えることではない」ということと、「間違えるのは悪ではない、反省できないのが悪である」ということです。
・だれでも間違えはするものです。間違えは悪ではありません。反省できないのが悪です。
(人の間違えを教えようとするから、みんなに嫌がられます。逃げていきます。伝道できません。票が入りません。今回の選挙でも、斎藤さんが既得権益者集団を責めていたら、これほどの人気にはならなかったと思われます。)
(ちなみに、これは自戒の意味をこめた言葉で、みんなの間違えを教えようとしている言葉ではありません。)
(11月21日)
<伝道論 - 各論>
Ⅳ ユートピア実現編 パートⅢ 投資編
⇒MSO241025 ユートピア実現計画-天上界のシナリオ編パートⅢ
⇒MSO241030 ユートピア実現計画-投資情報9月7日版、その1
⇒MSO241031 ユートピア実現計画-投資情報9月7日版、その2
⇒MSO241101 ユートピア実現計画-投資情報9月7日版、その3
⇒MSO241108 ユートピア実現計画-投資情報9月28日版、その1
⇒MSO241109 ユートピア実現計画-投資情報9月28日版、その2
⇒MSO241111 ユートピア実現計画-投資情報9月28日版、その3
⇒MSO241118 兵庫県知事選挙の話①
⇒MSO241119 兵庫県知事選挙の話②
⇒MSO241120 兵庫県知事選挙の話③
⇒MSO241121 兵庫県知事選挙の話④
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「奇跡物語」
第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。
さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。
第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。
第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。
第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめる。
公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
⇒GMS08「『奇跡物語』第五篇記事一覧」
⇒GMS09「『奇跡物語』外篇「魔法の経済学」一覧}
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