MSO344 「奇跡物語」外篇344 映画「宇宙の法」を考える④ 一神教の神と至高神の区別 

「奇跡物語」

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは、現代のダビデとなるべく「エロ―ヒムの本心」、『エロ―ヒムの降臨』、「今、メシアが語るべきこと、なすべきこと」に込められた主の御心を実現する道を探る。

🙂  一神教の神と至高神の区別

・弟子の表現するものと「エロ―ヒムの本心」が違っているように見える最大の原因は、「弟子が表現するエロ―ヒム様が『一神教の神様』のように描かれている」ということです。
(そもそも、主を一神教の神様のようにとらえている弟子は結構多く、主は、そのことに対する警告のご法話を説かれています。参考「選ばれし人になるためには」、⇒MSO235「一神教の神と至高神の違い」

・ここで、「エロ―ヒムの本心」に関わる主のお言葉を紹介します。

地上の歴史では、唯一信仰と、多神教信仰が対立し、ある時には、宗教戦争になることもある。本書はその答えにもなっている。
(『エロ―ヒムの降臨』まえがき)
(エロ―ヒム様は悪と対峙する神ではなく、神様を統治する神様なのです。これを勘違いすると迫害や宗教戦争のもととなります。)

[「今、メシアが語りたいこと、なすべきこと」の要点]

・「今、メシアが語りたいこと、なすべきこと」の要点の一つは、「神の存在を一神教の神にした弟子たちがその後迫害にあっている、これを『幸福の科学の敗北』を考える材料にせよ」ということだと思います。
(この考えは、現時点ではサンガで認められていない考えかもしれません。私個人の見解です。)

[「エロ―ヒム様VS悪質宇宙人」という映画の設定について]

・映画の製作者は、主が至高神であることを認識しており、エロ―ヒム様に「エロ―ヒム様VS悪質宇宙人」という映画の設定に対して質問をしています。その答えは以下の通りです。

人間は考え方の違いがあるから、自由のなかにも、天国と地獄が分かれる面はあるわけであって、その考え方を実践したらどうなるかということは、やってみないとわからない。
考え方の多様性を認める以上、地獄は必ず出てくる可能性はある。
地獄的な勢力の方が多数になることも出てきている。
「主権は神にあり」という考えもあるわけです。・・・その場合には“滅びの天使”がでてくることにもなるわけです。
神は「創造者としての人格」を維持できるがどうかというところは大きいことです。
(『エロ―ヒムの降臨』)

・要するに、「下々の神々<各々の霊系団>のレベルで統治させると天国地獄の区別はでてくるが、主はそれを自由にさせている」ということです。ただし、「みんなに『一番偉いものとしての神』というものを認識させておく必要はある」ということだです。
(「主は悪質宇宙人と直接対峙するような存在ではない」けれども。「一番偉いものとしての存在を描いておく必要はある」ということだと思います。)
(映画の設定自体は、主のご指示であると推測され、そこには深い意味があると思われます。)
(ただし、身もふたもない言い方をすれば、「映画を作る側と見る側の認識力に応じて映画がつくられた」という言い方になるのかもしれません。)

・ちなみに、『エロ―ヒムの降臨』では、主が悪の存在を容認していることも説かれています。

宇宙全体についても、強者が弱者を支配することが秩序を守るという考え方は、やはりあることはあります。
(宇宙の悪役が)一定の存在が許されている部分もあるとは思う。

(10月21日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
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