SEG230112 ワールドカップに熱中することが苦しみを生む理由

 

ワールドカップに熱中することが苦しみを生む理由

・「ワールドカップに熱中すると苦しみが生まれること」を三つの観点から説明します。

・一つ目は、私の経験談です。
・私はスポーツなどの勝負事を観戦するのが好きです。観戦をするときはだいたいどちらかの人(チーム)を応援します。すると、応援している人(チーム)が負けた時に心が揺れるのです。時によってはコントロールが効かないくらい心が揺れることがあります。(要するに、無駄に苦しんでいるということです。)そして、問題なのは、「負けたときだけではなく、勝って喜んでいる時も心が揺れる」ということです。なぜ、それが分かるかというと。勝って喜んでいるときも、負けたときと同様に瞑想に入れないのです。「瞑想の(霊的な)悦びよりも、勝利の(肉体的な)悦びの方が大きい」ということだと思います。

・それでは、霊的な喜びと肉体的な悦びは、本質的にどこが違うのでしょうか。それが二つ目の観点になります。二つ目の観点は、「不死と永遠」ということです。『黄金の法』には、次のように説かれています。

 地位欲や名誉欲の背後にあるものは一体、何なのでしょう。より多くの人びとに、自分の名前を知らしめたいという気持ちかもしれません。そしてまた、願わくば自分の死んだ後にも、人々に自分の名前を語り継がれたいという気持ちかもしれません。・・・
 要するに、人間的な欲の背後にあるものは、「不死」への願いだと言えます。・・・
 この不死性への願いは、個人を離れても、集団のなかに、連綿と生き続けております。・・・
 しかし、「不死」と双子の兄弟のようによく似ておりながら、その本質において、異なっているものがあります。すなわち「永遠」です。

・引用が長くなりますので、深く理解したい方はは本文(『黄金の法』p66~)を読んでいただきたいと思いますが、結論だけを言いますと、「肉体的な欲望は絶対に得ることをできない不死の願いの現れだ」ということです。(つまり、求めても得られない『求不得苦』の苦しみしか生まない」ということです。)

(次回に続く)

⇒[SEG230104 エル・カンターレ祭御法話に見る主の世界計画]
⇒[SEG230105 御法話を考える前提 - 世界危機の原因]
⇒[SEG230106 何をなすべきか]
⇒[SEG230107 四正道による伝道の要点(私の体験から)]
⇒[SEG230109 天動説の自分に気づく]
⇒[SEG230110 自分たちが気がついていない天動説の例]
⇒[SEG230111 誘惑に負ける人々 - ワールドカップの話しの意味するもの]
⇒[SEG230112 ワールドカップに熱中することが苦しみを生む理由]
⇒[SEG230113 時間を使う人と無駄にする人]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
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