「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編 第3章 2 「生々流転の法則」へ)
[人生の秘訣ー苦しみを抱きしめる]
・「主を信じたら、『苦しみを抱きしめる』、これが三つ目にお話をしたいことです。」
・「私たちは、信じることもできるのですが、すぐにそれを忘れて現実の苦しみにとらわれてしまいます。それを、防ぐには、積極的に苦しみに立ち向かうことです。先ほど、『苦しみの奥によろこびがある』というお話をしました。そうであるならば、苦しみから逃げないだけではなく、苦しみをこちらから抱きしめに行くということです。」
・「苦しみを抱きしめる」という教えは、幸福の科学の発足当初の『荘子の霊言』に出てくる教えです。同じような教えは、多くのところで説かれています。『ヒルティの幸福論』では、『幸福は道の前のライオンである』と説かれています。仏教では、『反省なくして悟りなし』と説かれています。『常勝思考』では、『わくわくしながら問題を自分から探す』と説かれています。天才教育論からすると、『天才とはチャレンジの天才』です。経営論では、「クレームは宝の山です」。
・「私はよく、『世の中は弁証法的に発展する*』と言っていますが、何のことかよくわからなかったかもしれませんが、『苦しみを抱きしめる』というイメージを持つと、弁証法的発展のイメージがつかめるかもしれません。弁証法的発展とは、『正』『反』『合』です。『正』と『反』が一つになると、一次元上の『合』が生まれます。つまり、幸福になりたい私が『正』、苦しみが『反』、抱きしめる姿が『合』です。」
*弁証法的発展:参考資料36参照
・「いつも、『太陽の法』に説かれている『生々流転の法則』の話をしていますが、人生を春夏秋冬の流れで見て、循環による発展を考えることが弁証法的発展です。」
・「今日の話は、『苦しみをどうとらえるか』という話でしたが、このなかに、仏教の教えも、キリスト教の教えも、ヘーゲル哲学も、発展の教えも、教育論も、経営論も全部入っています。人生の本質に近い部分にある話だと思います。聞きっぱなしにしないで、じっくり考えてみてください。」
・そう言って、さとるは話を終えた。
(10月27日)
「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)
・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練
・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界
・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
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