MS2330 「奇跡物語」210 さとる、救済を考える 

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第3章3「それぞれの念い」)

[さとる、救済を考える]

・さとるは、大乗の菩薩として生まれ変わるために救済について考えた。

・一番大切なのは、「主の御心がどこにあるか」ということである。救済に向けての現在の主の御心を一番的確に現わしているのは、エル・カンターレ祭の「世界に、『ものの考え方の中道とは何か』ということを教えたいと思います」というお言葉であろう。主がそう説かれているということは、世界の人々は「ものの考え方の中道」からはずれて迷っているのであろう。

・これは、さとるの「心のなかの宇宙戦争」や「サンガのなかの宇宙戦争」の体験とも一致している内容である。それを整理すると次のようになる。
① 世の中には発展タイプの人間と調和タイプの人間がいる。
② 発展タイプの人間は無理をしすぎて(欲が大きすぎて)失敗する。調和タイプの人間は現実から逃げて(現実世界に適応できないで)苦しんでいる。
③ 多くの人間は成功すると慢心して失敗する、失敗すると心が傷ついて臆病になる。

・また、唯物論も中道からはずれる考え方であるが、唯物論の人は次のようなことで苦しむ。
① 唯物的考え方をする人は、この世的発展を求める発展タイプと「苦しみがないのが幸福」と考える調和タイプの人間に分かれる。
② この世的発展を求める人間は欲で苦しみ、結局は失敗をして心も傷つく。「苦しみ」を避ける人間は現実に適応できず、心が傷ついても我慢をしながら苦しむ。

・結局、ほとんどの人は心が傷ついて苦しんでいる。しかし、その心の傷と向き合っている人間はほとんどいないのだ。

(7月8日)

第3章3「それぞれの念い」小題

⇒[それぞれの念い]
⇒[真の弟子になるために]
⇒[さとる、救済を考える]
[マカン・マラン](7月9日)
[心優しき富者は世界を救えるか](7月10日)
[ユートピア建設に逆行する愛の心](7月12日)
[「霊的であること」と「この世的に成功すること」](7月13日)
[愛は風の如く](7月14日)
[七次元の世界に届いている](7月15日)
[心の世界と物質世界](7月16日)
[人間は見たいものしか見ない](7月17日)
[永遠の今](7月19日)
[努力の問題か、才能の問題か](7月20日)
[神の愛を感じる](7月21日)

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。