MS4232「奇跡物語」427 自分の才能あるものに熱中する 

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 3 光の吸収と発散-天才教育論)

[自分の才能あるものに熱中する]

・天才教育の第一のエッセンスは「自分の才能あるものに熱中する」である。
・天才的業績を出す人は自分のしていることに熱中する。エジソンは電球の素材を見つけるのに寝食を忘れて熱中した。「藤井聡太棋士は棋士のなかでも飛びぬけて将棋を考えるのが好きである」というのが谷川名誉名人の藤井棋士評である。

・私が感心したのは、昨年(2021年)のシーズンオフに、大谷がテレビにほとんど(あるいは一本も)出なかったことである。2021年には東京オリンピックがあり、金メダリストたちは次から次へとテレビ出演をしていた。オリンピックの金メダリスト以上に騒がれた大谷に対するテレビの出演依頼は想像以上のものがあったと思われる。しかし、大谷翔平はこれを断ったのである。これを断るのは大変だったと思われる。この決断を生んだのは「野球の練習に集中したい」という彼の“思い”だったと考えられる。

・一方、藤浪晋太郎は、世間がコロナ禍で飲み会を自粛をしているときに、パーティーか何かに参加をして、世間からの批判を受けたことがある。(詳しいことは知らないが、「阪神においては、タニマチのせいで、高校出の一流選手が育たない」といううわさがある。私には、このうわさは結構本質をついているような気がしている。つまり、阪神が長年優勝できない理由は、この世的な俗事を断ち切れない弱さにあるような気がしている。)

・要するに、「大谷は、野球に夢中になっているのにように見える」のに対し、「藤浪は、俗事に惑わされて野球一本の生活をしていないように見える」のである。

(次回へ続く)

(7月15日)

「奇跡物語」第四篇 第2章 3 光の吸収と発散-天才教育論

⇒[光の吸収と発散]
⇒[天才教育のエッセンス]
⇒[初めに言い訳を]
⇒[故野村監督の藤浪へのアドバイス]
⇒[自分の才能あるものに熱中する]
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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
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