MS4303「奇跡物語」455 苦しみの原因 ー 99.99%の人が勘違いをしていると思われること

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 1 神の愛の発見)

[苦しみの原因 - 99.99%の人が勘違いをしていると思われること]

・『太陽の法』に、「本物の愛は最高の幸せをもたらし、偽物の愛は、最大の不幸をもたらします。」という御言葉がある。世の中の不幸の原因は、まさしく、ここにあると考えられる。
・現代文明の中で生きている人の99.99%の人(99%でもなく、おそらく99.9%でもない)が勘違いをしていると思われることは、「人から愛を与えられると幸福になれる」と思っていることである。人間は、称賛されたい生き物である。人から評価されるとうれしくなる生き物である。99%の人は、「人から愛をもらうことが幸福」と考えながら生きていると考えられる。しかし、この考え方が人生の「苦しみ」の原因なのである。『太陽の法』では、次のように説かれている。

 人生とは、苦悩と悲しみに満ち満ちているのかもしれません。しかし、苦悩には苦悩の意味があり、悲しみには悲しみの意味があるのです。つまり、苦悩や悲しみがあるということは、私たち人間に、選択をせまっているのです。つまり、私たちのひとりひとりが、与える側の人生を選ぶか、与えられる側の人生を選ぶか。その選択です。
 愛に苦しむ人々よ、よく聞きなさい。なぜあなたがたは、苦しむのですか。みかえりを求めてはいけません。みかえりを求めることは、ほんとうの愛ではありません。

・また、「人間を幸福にする四つの原理」では、次のように説かれています。

 世の中の人々の苦しみを見ていると、たいていの場合は、欲しいと思うものが手に入らないことによる苦しみです。
 「欲しいと思うものが手に入らない」という苦しみは、結局、「自分は他の人から愛されていない。評価されていない」という苦しみです。

・結局、世の中の人々の苦しみの原因の大半は「人から愛されたい」という奪う愛の心なのである。

(8月23日記:最近、トルストイやドストエフスキーの本を読んで感じることは、「劣悪な環境下でないと、人間は奪う愛になる」ということである。ロシア革命前のロシアでは、ほとんどの人は、飢えと寒さ、病気の劣悪な環境下で暮らしていた。小説では、そこでは、純粋な信仰を持つ人のみが幸福であることが描かれている。今の幸福の科学の信者さんと比べてみると、「劣悪な環境が純粋な信仰を目覚めさせる」という感じがする。)

(8月23日)

「奇跡物語」第四篇 第3章 1 神の愛の発見

⇒[神の愛の発見]
⇒[人生で一番大切なもの]
⇒[苦しみの原因 - 99.99%の人が勘違いをしていると思われること]
⇒[潜在意識の働き]
⇒[危機の時代を招く原因となっている奪う愛①]
⇒[危機の時代を招く原因となっている奪う愛②]
⇒[奪う愛から脱する方法① 執着を断つ]
⇒[奪う愛から脱する方法② 神の愛を知る]
⇒[霊的に生きる①]
⇒[霊的に生きる②]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
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⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
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