MSO231124 なぜ、弟子の学びが止まってしまうのか

「奇跡物語」外篇2023年版 

2023年の7月2日にエル・カンターレ生誕館で「異次元パワーを得るための祈り」を受けたあとにもらうようになったインスピレーションに関連する記事です。

ここまでに、MSO231013「『念いは実現する』ということ、その2」から始まって「心の種子⇒信念の力⇒愛の大河⇒精神力を鍛える⇒神の世界計画⇒無からの創造」を考えてきました。ここで、これまでの話をふまえて文明の危機について考えます。

[なぜ、弟子の学びが止まってしまうのか]

・前回、「弟子の学びが止まる」という話をしました。これは、弟子だけの問題ではなく、順境にある人間の共通の課題だと思います。
・人間は保守的にできていて、「必要がなければ新しいことを考えたくない」という傾向性があるのが普通です。主は、「大きな仕事をこなすコツ」のなかで、「新たなことを起こそうとして意思決定をしようとすると必ず反対される」という主旨の話をされています。

・私も似たような経験をよくします。私は、考えることが好きで、みんなが考えていないようなことをよく考えます。その内容が具体的な行動に結びつきそうになると、(どんな小さなことでも、本人に関わり合いがないような話でも)ほとんど100%近く反対されます。(たとえば、幸福の科学の職員になる時も、辞める時も、それを予期していない人はほとんど全員反対でした。)私から見れば、理由は明らかです。その人たちのものの見方、価値観、考えていることと私のものの見方、価値観、考えていることが違うからです。これは当たり前のことですが、(不思議なくらい)ほとんどの人は、「自分のものの見方と価値観が正しく、相手の考えていることを理解している」という前提で人の話を聞いているのです。

・話を真理の話に戻しますと、真理を学ぶ時も、これと同じことが起きていると考えられます。ほとんどの人は「自分のものの見方や価値観が正しい、自分は、本質的なところ(価値観のところ)では主の御心を理解している」という前提で真理を学んでいます。ですから、自分の価値観にあった都合のよい真理しか理解しようとせず、それを主の御心だと勘違いしてしまっているような気がします。
・というわけで、弟子は順境にあるときは「自分に不都合な新しい教え」を学ぼうとしません。そこで、主は、弟子に大きな目標を与えたり、失敗の経験をさせるのですが、「この主の御慈悲を理解できる弟子もほとんどいなかった」ということが現在の悲劇を招いている原因だと思います。

・「それでは、どうすればよいのか」ということを次回に話したいと思います。

(11月24日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

第五篇 『地獄の法』篇(危機の時代のサバイバル)

主が御帰天され、第七文明は終焉の時をむかえる。地上は地獄の時代に入るが、これは第八文明を創造するための「生みの苦しみ」でもある。
さとるたちは、危機の時代をサバイバルし、第八文明の礎を築くために「エル・カンターレ信仰を立てる」ための学習会と組織づくりをはじめる。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
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⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
⇒GMS08「『奇跡物語』第五篇記事一覧」
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