本論-ユートピア実現編 パートⅣ 暗闇にしずむ世界
(さとるのユートピア実現に向けての毎日の記録です。本記事は2025年6月1日の記録です。)
(ユートピア実現編のパートⅣは、真理編、政治経済編、奇跡実現編があります。)
(今回は、奇跡実現編の「奇跡を実現するために:6月1日版:投資情報とユートピアの実現」です。)
[大恐慌の「苦」「集」「滅」「道」①]
Ⅱ 霊的視点で株価の暴落を考える
・「苦」「集」「滅」「道」の観点から株価の暴落を考えます。
1 「苦」-暴落の可能性
・大恐慌はともかくとして、株式市場に大暴落が起きることは市場のコンセンサスだと思います。(ただ、「いつになるかはわからない」というのもコンセンサスです。時期があとずれすればするほど危機は壊滅的なものになります。)
・現時点で株価の大暴落のきっかけとなる要素としては、以下のようなことが言われています。
A 円キャリーの巻き戻し
・今回の大暴落の引き金として市場関係者に認識されているのが、「円キャリートレードの巻き戻し」です。
・現在のバブルの資金源は日銀の金融緩和の結果生まれた円です。一説では、円キャリーの総額は20兆ドルと言われています。このうちの1割でも巻き戻されれば市場は暴落します。実際に、2024年8月に日銀総裁の「利上げを続ける」という発言を受けて、円キャリートレードの巻き戻しが起こり、日経平均は高値から1万円(25%)近く暴落しました。そこで、「植田総裁は慌てて火消しに走り、元に戻った」という事実があります。
・米政府(ベッセント財務長官)もドル安円高を望んでいますが、円キャリーの巻き戻しを恐れて、表面的には強い円高要請ができないようです(徐々に円高になる方法を模索しているようです。)
・チャート的には、ドル円が1ドル140円を割れると一気に円高が進む可能性があります。(ベッセントの理想は,「日銀が一回利上げをして、138円ぐらいまで円高が進む」ということかもしれませんが、そうならない可能性は結構高いと考えています。)
B 米の財政不安
・5月16日にムーディーズが米国債の格下げを行いました。私は、これが大暴落のきっかけとなると考えていましたが、この時も、ベッセント財務長官の火消しにより大暴落がおさえられたようです。
・ただ、現在も米市場が時限爆弾を抱えている状態なのは変わりありません。この時限爆弾が爆発するきっかけとなるのが、米政府の予算案です。夏までに予算案が否決された場合は、米政府の財政不安、信用収縮、景気後退懸念が一気に噴出します。予算案が可決された場合は、財政赤字の拡大、インフレ懸念、国債の格下げの問題が再燃する可能性は高いです。
(要するに、現状は、財政拡大によるインフレ&米政府のデフォルト懸念か、信用緊縮による景気後退かのどちらかの選択が迫られている状態です。)
【2025年7月17日記:米政府は予算案を可決し、財政拡張・インフレ路線に入りました。ただし、印象としては、格付け会社も一体となってバブル崩壊を恐れているようなので、米国債の格下げによる金融危機はなくなったような気がします。】
C 景気後退の表面化
・現在の世界の債務はGDPをはるかに超えています。インフレ、高金利が続けば、破産件数が増え、どこかで金融危機が起きます。
・だからといって政策金利を下げればインフレが進み、金利はかえって高くなることが予想されます。この点においても世界経済は出口がない状態です。
・ちなみに、日本の場合は、アメリカが低金利政策をとれば円高が進み企業収益を圧迫し、景気後退に陥り、アメリカの高金利が維持されれば金融機関が危機に陥ることになります。
(この危機は2023年の春から言われ続けており、なぜ、表面化しないのか、いつ表面化するのか、よくわかりません。)
【7月23日記:ベッセント財務長官は結局、バブル延命策をとっているようなので、インフレースタグフレーションが、現在の市場のコンセンサスだと考えられます。】
(7月11日)
<伝道論 - 各論>
Ⅴ ユートピア実現編 パートⅣ 奇跡実現編
投資情報とユートピアの実現:6月1日版
⇒MSO250722 投資情報とユートピア実現
⇒MSO250723 大恐慌の「苦」「集」「滅」「道」①
⇒MSO250724 大恐慌の「苦」「集」「滅」「道」②
⇒MSO250725 大恐慌の「苦」「集」「滅」「道」③
⇒MSO250726 大恐慌の「苦」「集」「滅」「道」④
⇒MSO250728 大恐慌の「苦」「集」「滅」「道」⑤
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「奇跡物語」
第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。
さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。
第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。
第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。
第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめる。
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