MS2216 「奇跡物語」170 悟りか?お金か?救済か?

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第2章2「光を灯す」)
* 本章では、現在の人類の抱える問題を描いていきますが、これは特定の個人や組織の罪を追求する意図で書かれたものではありません。人間は迷える存在です。(参考⇒MSR2011「人間は罪をおかす存在である」)「今起きようとしているハルマゲドンの責任は著者を含め人類一人ひとりにある」という反省のための著述です。

[悟りか?お金か?救済か?]

<「文転の秘法」は、現代の仏弟子が抱える三つの矛盾を解決してくれる。>

・現代の仏弟子の三つの矛盾とは次のことである。
① 悟りと経済力
・心の修行ばかりをしていれば利益はでてこない。利益を目的にすれば宗教ではなくなる。お坊さん的な魂は心の修行は好きであるが、お金儲けは好きでない。(何か欲望むき出しの感じがするのである。)一方、天狗、仙人的な魂はお金儲けは好きだが心の修行は苦手である。

② 悟りと救済
・これも同じことである。心の修行に熱中すると伝道はできない。救済に目が行きすぎると真理の学習がおろそかになる。数の伝道だけを考えればほんとうの救済にはならない。ほんとうの救済を考えると教団は(量的に)発展しない。

・要するに、お坊さん的職員は真理の学習は熱心に取り組むが、伝道は苦手である。数の伝道を考えている信者さんは自我におちいりやすい。

③ 救済と経済力
・弱者の救済をしているとお金がかかる。利益を優先すれば弱者の救済はできない。天狗、仙人的職員はお金儲けのことをいつも考えているが、心の救済のことはあまり考えていない。
・ほんとうに救済しようとするとなかなか発展しないので経済的な問題が出てくる。

・要するに、仕事能力のある人もお坊さん的な人も、職員の心はあまり伝道に向いていないのである。逆に、心の救済に熱心な弟子は経済か真理の学習のどちらかが考えられないのである。(どれもいけていると思っているなら「真理の解釈が自分勝手である」ということである。)

(5月21日)

第2章2「光を灯す」小

⇒[光を灯す]
⇒[さとる、迷子になる]
⇒[「苦しみ」を引き寄せている人]
⇒[社会崩壊を引き寄せているもの]
⇒[闇の時代を救うヒーローとは?]
⇒[世界の構造、日本社会崩壊の理由、神の御心]
⇒[暗黒の時代、救世の時代]
⇒[宗教の時代が来た]
⇒[「文転の秘法」]
⇒[悟りか?お金か?救済か?]
[仏弟子の矛盾を解決する秘法](5月22日)

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。