MS4253「奇跡物語」448 自分の地獄的な心に気がつかない理由-三つの勘違い① 

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 4人類の悲劇と六大煩悩の克服)

[自分の地獄的な心に気がつかない理由-三つの勘違い①]

・前回は、夏目漱石の「こころ」で、「自分は悟っている」と思っているお寺の息子が地獄に堕ちているという話をした。『地球万華鏡』では、「何度も日光精舎で『真説・八正道』研修を受けた信者がカエルに転生させられている話がでてくる。」(もしかして、「仏説・八正道」ではなく、「真説・八正道」という言葉に意味があるのかもしれない。)御生誕祭ご法話「甘い人生観の打破」では、「信者さんが地獄に堕ちる可能性」について警告を発せられた。

・おそらく、幸福の科学の職員やリーダー信者で、「自分が地獄に堕ちるかもしれない」と危機を感じている人間はあまりいないであろう。(主が総本山・正心館が開山したときに下賜された公案研修に「地獄に堕ちない反省法」があったが、これは、まったく人気がなかった。)

・なぜ、みんな「自分は地獄に堕ちない」と思っているのだろうか。そこには大きな三つの勘違いがあると思われる。

① 地獄霊の特徴は「苦しみ」の人のせい、環境のせいにする
・一つ目の勘違いは、「『苦しみ』の原因を人のせい、環境のせいにしている」ということである。「苦しみ」の原因に関する主のお言葉を紹介する。

人間の悩みや苦しみのもとは肉体(への執着)なのです。(『仏陀の証明』)

この無明こそが、人生の苦悩の原因のほとんどすべてと言ってもよいのです。(『悟りへの挑戦』)

世の中の人々の苦しみを見ていると、たいていの場合は、欲しいと思うものが手に入らないことによる苦しみです。
「欲しいと思うものが手に入らない」という苦しみは、結局、「自分は他の人から愛されていない。評価されていない」という苦しみです。(『幸福の法』)

・「苦しみ」の原因は自分の心にあるのに、それを「人のせい、環境のせい」にしているから、「自分は悪くない」⇒「自分は地獄に堕ちない」ということになる。

(8月10日)

「奇跡物語」第四篇 第2章 4 人類の悲劇と六大煩悩の克服

⇒[人類の悲劇と六大煩悩の克服]
⇒[なぜ、大川宏洋氏は天才になれなかったのか①]
⇒[なぜ、大川宏洋氏は天才になれなかったのか②]
⇒[『釈尊の未来予言』]
⇒[六大煩悩が起こす人類の悲劇]
⇒[悲劇を引き寄せている現代人の常識=愚かな心]
⇒[ふつうの子供を育てるのと天才を育てるのは、どちらがかんたんか]
⇒[繰り返します、みんなの常識が悲劇を引き寄せているのです]
⇒[救世運動を阻害しているものの正体①]
⇒[救世運動を阻害しているものの正体②]
⇒[「正見」をするためのたとえ話を一つ]
⇒[「弟子が六大煩悩にとらわれているのではないか」という話の続き]
⇒[自分の地獄的な心に気がつかない三つの理由-三つの勘違い①]
⇒[自分の地獄的な心に気がつかない三つの理由-三つの勘違い②]
⇒[自分の地獄的な心に気がつかない三つの理由-三つの勘違い③]
⇒[危機の時代を主の目(ご法話)から見てみると①]
⇒[危機の時代を主の目(ご法話)から見てみると②]

お知らせ

ブログランキング参加中です。
真実の霊界観を広めるためにご協力をお願いします。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村ランキング

「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
をご覧ください。