MS5218「奇跡物語」696 仏陀からヘルメスへ

第五篇 『地獄の法』篇(危機の時代のサバイバル)

主が御帰天され、第七文明は終焉の時をむかえる。地上は地獄の時代に入るが、これは第八文明を創造するための「生みの苦しみ」でもある。
さとるたちは、危機の時代をサバイバルし、第八文明の礎を築くために「エル・カンターレ信仰を立てる」ための学習会と組織づくりをはじめる。

(以下本編 2 絶対幸福、サバイバル、奇跡の実現を考える)

[仏陀からヘルメスへ]

④ 仏陀からヘルメスへ
・前回、矛盾の統合が「法」であり、「正しき心の探究」であり、「四正道」であり、「中道からの発展」であり、「弁証法的発展」であると言いました。これを説明しているのが、「未来型人間とは」のお言葉です。(なおこのご法話は、「宗教でない」という前提で行われたため、弟子にはわかりにくい表現が使われています。そこで、弟子向きの用語をカッコ内に示します。)

この魂群の人々(=弟子)は二つの課題をテーマとして生きているからです。その二つの課題は、極端に揺れる環境のなかにおいて、本当の心とは何かを学ぶためのものであったのです。
 一つは、あくまでも繁栄・発展を続けるなかにおける「正しき心の探究」であり、いま、一つは、この三次元世界が修羅場と化したなかにおいて求める、厭世的な面もある「正しき心の探究」でした。・・・
 こういううねりの中に、いつも集団として生まれてくる人々(=弟子)は、常に、この両方を試され、そして、「魂において真の中道とは何であるか」ということを学習させられているのです。
 なぜかというと、それは、人間の心のスタイルにおいて、非常に典型的な二つのスタイルであるからです。・・・
 この二つの魂は、「どちらかが目覚めるときに、どちらかが眠る」という関係にあります。しかし、片方だけが、みなさんの実在なのではなくて、両方とも、みなさんそのものであるわけです。
 ここに人生の不思議があり、ここに人生の神秘があります。
 しかし、あえて言いましょう。これからの時代を生きていく人間(弟子)は、少なくとも仏陀の時代からヘルメスの時代へと移っていくのです。・・・
 それは、どういう人間群であるか(=弟子はいかに生くべきか)というと、「まず、自らの心の内を知り、これを治めたのちに、三次元世界のなかで、あるいは三次元世界を超えた多次元世界のなかで、自らをどう発展的に表現するか、それを探求する」という使命を帯びた人間たちなのです(=使命があるのです)。
 すなわち、「これからの時代に必要とされる人間像(=弟子の姿)は、仏陀とヘルメスを融合した姿である」ということです。

(7月13日)

「奇跡物語」第2章 2 絶対幸福、サバイバル、奇跡の実現を考える

⇒[絶対幸福、サバイバル、奇跡の実現を考える]
⇒[エル・カンターレ信仰とは]
⇒[主の使命、弟子の使命]
⇒[絶対信仰]
⇒[エル・カンターレ信仰を立てる]
⇒[仏陀からヘルメスへ]
⇒[神様の一部となる]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
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⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
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