MSR3001 「奇跡物語」参考資料3001 逆発想をする

「奇跡物語」

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

(以下参考資料)

 🙂  逆発想をする

・真理の実践においては、逆発想ができることが大切です。理由は二つあります。
① 真理はこの世の常識と逆である
・言いかえると、霊的な幸福と肉体的な幸福は逆のことの方が多いです。
・たとえば、「苦しみ」は、肉体的には「苦しみ」でしかありませんが。霊的には「苦」は人生の真実です(魂修行のための「苦」です)。逆に、成功すると、ほとんどの人間は慢心して失敗します。

② 矛盾の統合
・真理とは矛盾の統合です。逆発想ができないと真理が理解できません。
・たとえば、「奇跡物語」の本編のなかで、「奇跡を感じて、奇跡を実現するために『無欲の大欲』という教えがある。『無欲の大欲』を実現するためには、『仕事の能力の問題』と『心の問題」を分けて考える必要がある」という話をしました。(つまり、「仕事能力をつけて理想実現の力をつけると共に、反省をして欲をおさえることにより『無欲の大欲』を実現させる」ということです。)
・しかし、真理としては、原因結果が逆で、「『奇跡を感じることのできる人間』は『仕事能力の問題』と『心の問題』の両方を解決することができる」という面の方が強いと考えられます。

・言葉にするとややこしくなりますが、丁寧に説明すると、次のようになります。
(下からの発想だと、「仕事能力と心の問題を別に考えて、それを統合する」という発想になります。しかし、「無欲の大欲」とは「無欲」と「大欲」という別々の二つのものを足したものではなく、「無欲の大欲」という一つの「悟り」(の感覚)なのです。
・しかし、しかし・・・です。この「悟り」は、一朝一夕に手に入るものでもありません。やはり、「心を磨く」、「仕事能力をつける」というこの世的な努力の結果手に入れるものなのです。
・つまり、「無欲の大欲」とは、「無欲」と「大欲」を足したものではないが、修行方法としては、「『無欲』と『大欲(理想の実現)』という一見矛盾する能力を両方鍛えないといけない」ということです。

(「『悟り』は不立文字の世界ですが、修行論はある程度言葉にできないといけない」ということだと思います。参考『大悟の法』)

(11月5日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

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