MSO231202 映画「二十歳に還りたい」に込められた主のメッセージを考える➀

「奇跡物語」外篇2023年版 

2023年の7月2日にエル・カンターレ生誕館で「異次元パワーを得るための祈り」を受けたあとにもらうようになったインスピレーションに関連する記事です。

ここまでに、MSO231013「『念いは実現する』ということ、その2」から始まって「心の種子⇒信念の力⇒愛の大河⇒精神力を鍛える⇒神の世界計画⇒無からの創造⇒文明の危機」について考えています。

[映画「二十歳に還りたい」に込められた主のメッセージを考える➀]

・映画「二十歳に還りたい」は主の御意図が分かりにくい映画であったと思います。主の御意図を読み解くには、次のことを理解する必要があると思います。

10月22日記:この記事を書いたのは映画を見た直後の私の感想でしたが、その後「無償の愛」の歌詞を改めてお聞きして、主の御意図は、挿入歌の歌詞で伝わるようにつくられていたと感じました。

〇 主題とストーリーの矛盾点

・主題とストーリーの矛盾点は以下の二点です。

➀ 主題とストーリーの矛盾
・そもそも、映画の主題とストーリーが矛盾をしています。映画の主題が「人を愛し、人を生かし、人を許せ」であるのは確かであると思われます。(明確にでてきた教えはこれです。)しかし、私たちの常識では、映画の中のどの話が「許す愛」の話しなのかわかりません。(あえて言えば、「人生のやり直しを許された」ということになりますが、あまりにもインパクトが弱い感じがします。)

② ハッピーエンドの話しなのか、悲劇なのか
・冒頭のシーンで、明香は失恋をして心が傷ついているように描かれていました。しかし、劇中では一徳と明香の恋は成就しているように描かれていました。また、ストーリーの前半では、シェークスピアーの「マクベス」や「リア王」の話がでてきています。これは悲劇のなかにある真理を意味しているはずです。ということは、(幸福の科学的に考えれば)映画の主題も悲劇のなかの真理を表現しているはずです。

〇 矛盾を解消するための解釈

・上記の矛盾は、「パラレルワールドもしくは生まれ変わりの秘密を解き明かしている映画である」と解釈すると解消できます。その理由は以下の通りです。

➀ パラレルワールドでは違う選択をした人生が併行して存在する
・一徳の姿が「パラレルワールドを描いている」という解釈は可能です。
・明香の場合は、「失恋したケースと恋が成就したケースの両方が描かれている」と考えると、矛盾が解消します。(つまり冒頭のシーンは、失恋したケースの回想であり、ストーリーの印象は恋が成就しパターンです。実際は、「恋が成就しそうな場面で現実に引き戻された」ということです。)

② プロローグとエピローグのシーンは天国を現している
・プロローグとエピローグの「丘の上から街並みを見下ろしているシーン」を天国と考えるとパラレルワールドを考えなくても、生まれ変わりの話で説明がつきます。

(次回へ続く)

(12月2日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

第五篇 『地獄の法』篇(危機の時代のサバイバル)

主が御帰天され、第七文明は終焉の時をむかえる。地上は地獄の時代に入るが、これは第八文明を創造するための「生みの苦しみ」でもある。
さとるたちは、危機の時代をサバイバルし、第八文明の礎を築くために「エル・カンターレ信仰を立てる」ための学習会と組織づくりをはじめる。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
⇒GMS08「『奇跡物語』第五篇記事一覧」
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