MS2322 「奇跡物語」202 サンガのなかの宇宙戦争、さとるの体験 

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第3章2「サンガのなかの宇宙戦争」)

[サンガのなかの宇宙戦争、さとるの体験]

<縁起の理法は正確に働くんだな。>

・さとるは、職員時代の苦い思い出を振り返りながら反省をした。
・さとるは真理は好きである。見た目の結果でものごとを判断することは嫌いである。さとるにとって、伝道とは真理を伝えることである。ところが天狗系の職員にとっての伝道とはコンピューターに登録される信者数が増えることである。ここで、いつも対立が起きる。
・対立が表面化するのに二つの場合がある。一つは、上司からの批判である。ある上司はあからさまにこう言った。「神子さんは、もう真理の学習する必要はないよ。大事なのは結果を出すために行動することだ。」もう一つは、他部署の責任者からの批判である。宗教的魂を持つ信者さんは、結果主義の推進局や支部長よりも中身を大切にするサトルの考え方に賛同する。さとるの考え方に賛同する信者さんがいると、結果主義の推進局や支部長は「活動の邪魔をされている」と感じて批判をする。

・ここで問題になのは、さとるの魂がマイナスに敏感で傷つきやすいことであった。結果を出せないサトルは、まわりの批判を気にして動きずらくなる。そして、内心では「中身のうすい伝道で教団が発展するはずがない。結果主義の上司や推進局、支部長の考え方が間違っている」と批判をする心を持っていた。

・しかし、60歳を過ぎて、現場から離れ、世の中のことが冷静に見えるようになってくると、「若いころのこうした考え方は勘違いであった」と気づく。天狗系の人間がサトルを批判した理由は、「自分が批判されている」と感じたからである。攻撃された人間が仕返しをしただけなのである。

・<こちらが相手の弱点をついたから、相手もこちらの弱点をついてきた。おそらく、それだけのことであったのだろう。>

(6月29日)

第3章2「サンガのなかの宇宙戦争」小題

⇒[サンガのなかの宇宙戦争]
⇒[主のお言葉]
⇒[サンガのなかの宇宙戦争・全三幕の概要]
⇒[出世する天狗、転落するお坊さん]
⇒[お坊さんが転落する理由]
⇒[方便の時代は終わった]
⇒[みんな自分が正しいと思っている]
[サンガのなかの宇宙戦争 さとるの場合](6月29日)
[人気No1講師が転落する時](6月30日)
[変化するサンガ、ついていけない弟子](7月1日)
[のっとりを考える裏系霊系団](7月2日)
[「誰が正しい」かではなく「何が正しい」かだ](7月3日)

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。