MS2323 「奇跡物語」203 人気No1講師が転落する理由

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第3章2「サンガのなかの宇宙戦争」)

[人気No1講師が転落する時]

・<人気ナンバーワンの講師はみんな転落していったな。>

・中身のある伝道と中身のない伝道の違いを考えていた時に、さとるの心をよぎったのが、中身を大切にしているように見える人気講師が転落していったという事実である。サンガの歴史を振り返ると、100%と言ってよいくらい人気ナンバーワンの講師は転落している。(転落と言っても、還俗をしただけで、信者として踏みとどまっている人もいる。)

・さとるは、こうした講師を間近に見ているので、転落の理由はわかっているつもりである。
・それは、矩(のり)を越えた時である。
・人気講師と言うのは、みんな勉強熱心である。勉強の内容は人それぞれであるが、一般の信者さんが気がつかないことを発見するまで勉強している。つまり、人気講師と言うのは、みんな、自分勝手なことをしゃべっているのである。(実際、人気講師からすれば、指導局のつくる解説書は使う気にならないはずである。)そして、多くの場合、それはよいことである。なぜなら、主が考える発展は自由主義的な発展であり、間違っているものは自然淘汰されていくからである。
・しかし、多くの人間は、困ったことに、自分の考えをトータルな真理と勘違いしてしまう。そして、人気No1講師の場合、影響力が大きくなりすぎることがある。信者さんの方も、人気講師の言うことをトータルな真理と勘違いしてしまう。さとるが見る限り、教団の活動全体に影響を及ぼすような勝手なことを言いだすとアウトである。(ここで、「魔に狙われる」ということかもしれない。)

・要するに、言っていることの内容に善悪があるわけではなく、立場によって善悪が変わってくるということである。偉くなると、ほとんどの人間は討ち死にするのである。

・かくして、サンガのなかの宇宙戦争の第二幕では、みんな傷ついて勝者なしである。

(6月30日)

第3章2「サンガのなかの宇宙戦争」小題

⇒[サンガのなかの宇宙戦争]
⇒[主のお言葉]
⇒[サンガのなかの宇宙戦争・全三幕の概要]
⇒[出世する天狗、転落するお坊さん]
⇒[お坊さんが転落する理由]
⇒[方便の時代は終わった]
⇒[みんな自分が正しいと思っている]
⇒[サンガのなかの宇宙戦争 さとるの場合]
⇒[人気No1講師が転落する時]
[変化するサンガ、ついていけない弟子](7月1日)
[のっとりを考える裏系霊系団](7月2日)
[「誰が正しい」かではなく「何が正しい」かだ](7月3日)

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。