MS2333 「奇跡物語」213 ユートピアに逆行する愛の心

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第3章3「それぞれの念い」)

[ユートピアに逆行する愛の心]

・<ユートピア建設に逆行する愛の心というものがあるんだな。>

・さとるは、百田尚樹の「永遠の0」を読み返しながら、そう感じた。「永遠の0」は、特攻隊員の心情をモチーフにして大東亜戦争を描いた作品である。2014年には映画化もされ大ヒットした。左翼と戦っている百田尚樹の考えは、幸福実現党の主張と重なるところも多く、幸福の科学の信者さんのファンも多い。
・<しかし・・・>と、さとるは考える。<「永遠の0」で描かれている愛では、世界を救済することはできない。>

・「永遠の0」で描かれているのは、家族への愛のために生きることに執着する特攻隊員と自己保身に走る無能な軍部の話である。(幸福の科学の言葉で言えば、要するに五次元の愛と自我の話である。)家族への愛はだれにでも理解できる愛であり、確かに感動を与える。世の中には批判をしたくなるようなリーダーは確かにいる。しかし、家族への愛を大切にし、無能なリーダーを批判していてはユートピアはつくれない。これは、幸福の科学が批判をしている「鬼滅の刃で」表現されている愛の心と同じ類のものである。
(作品としての「永遠の0」は特攻隊や日本軍の真実を伝えるという意味の「真実の歴史の啓蒙」という意味での価値はあると思われる。)

・ユートピアをつくるのは、家族への愛を越えた社会への愛の心である。自己保身に走るリーダーをなくすことではなく、正しきものが勝つことである。

(7月12日)

第3章3「それぞれの念い」小題

⇒[それぞれの念い]
⇒[真の弟子になるために]
⇒[さとる、救済を考える]
⇒[マカン・マラン]
⇒[心優しき富者は世界を救えるか]
⇒[ユートピア建設に逆行する愛の心]
[「霊的であること」と「この世的に成功すること」](7月13日)
[愛は風の如く](7月14日)
[七次元の世界に届いている](7月15日)
[心の世界と物質世界](7月16日)
[人間は見たいものしか見ない](7月17日)
[永遠の今](7月19日)
[努力の問題か、才能の問題か](7月20日)
[神の愛を感じる](7月21日)

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。