MS4428「奇跡物語」544 私たちの知るべきこと(エル・カンターレ祭ご法話の主旨を考える)

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 2 智慧の実現 - 縁起の理法を見抜く)

[私たちが知るべきこと]

(以下は、サトルの5月24日の親しい人へのメールです。)

みなさまへ(5月24日)[トルストイが教えてくれる歴史的事件の正しい見方④]

・トルストイの言いたいことをまとめます。
① 国民の歴史は少数の人間によってつくられることはない。
② 歴史は神の意志にしたがった方向に動く

・これは、「無神論もおかしい」が「『神の意志にしたがった特定の人間が歴史を動かす』という考え方もおかしい」ということを意味しています。(これが、幸福の科学の信者さんが勘違いをしているところだろうと思います。「幸福の科学の信者が思い描いているように歴史が動くわけではない」ということです。もちろん、「中国共産党やDSの考えにしたがって歴史が動く」ということもありえません。)
・それでは、歴史はどのように動くのでしょうか。トルストイは次のように結論づけています。(「戦争と平和」の最後の文章です。)

われわれは自分の被支配的状態を感じない。(「地球が動いていることや神の御意志を実感していない」ということです。)しかし、われわれを(法則に支配されない)自由なものと仮定すれば、(世の中のできごとを論理的に説明しようとしても)無意味な結論に到着するが、もし外界、時間、原因(注:自然界の運動法則と神の御意志)に支配されているものと仮定すれば、われわれは法則に到達する。(注:法則にしたがって、ものごとを解釈することができる」ということです。)・・・
(歴史的動きを解釈する場合は)実在せざる自由を拒否して、おのれの感知せざる(神による)被支配的状態を承認しなけれなばならないのである。

・要するに、神がつくられた法則があり、「世の中はその法則にしたがって動いていることを知らなければいけない」ということです。

2022年12月13日記:本記事の内容と2022年のエル・カンターレ祭のご法話の主旨はほぼ同じものだと考えられます。
(要するに、「日々の生活のなかで地動説を感じながら生きている人間がいないように、神様の創った法則を日々感じながら生きている人間はほとんどいない。しかし、私(たち)は神様の創った法則(宗教の本道)にしたがって歩む」ということです。)

(次回に続く)

(12月13日)

「奇跡物語」第四篇 第4章 2 智慧の実現 - 縁起の理法を見抜く 

⇒[智慧の実現 - 縁起の理法を見抜く]
⇒[今、何が起きているか ー 現実の世界で起きていることと『十字架の女②』を読み解く]
⇒[世界同時不況の始まり]
⇒[乱高下する株価]
⇒[株価の乱高下の理由 ー 借金に借金を重ねている世界]
⇒[緊迫する世界情勢]
⇒[トルストイが教えてくれる歴史的事件の正しい見方]
⇒[国民を動かす力]
⇒[トルストイの結論]
⇒[私たちの知るべきこと(エル・カンターレ祭ご法話の主旨を考える)]
⇒[『メシアの法』を改めて学ぶ]
⇒[弟子が持っている危険な思想]
⇒[因果が逆になっている主と弟子の考え]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
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⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
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