「奇跡物語」
第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。
(以下本編 2 宗教の王道を歩む)
[不死と永遠]
・「ワールドカップに熱中すると苦しみが生まれること」を三つの観点から説明します。
・一つ目は、私の経験談です。
・私はスポーツな観戦が好きです。観戦をするときはだいたいどちらかの人(チーム)を応援します。すると、応援している人が負けた時に心が揺れるのです。(要するに、無駄に苦しんでいるということです。)そして、問題なのは、「負けたときだけではなく、勝って喜んでいる時も心が揺れる」ということです。なぜ、それが分かるかというと。勝って喜んでいるときも、負けたときと同様に瞑想に入れないのです。瞑想の(霊的な)悦びよりも、勝利の(肉体的な)悦びの方が大きいということだと思います。
(繰り返しになりますが、勝負事に熱中すると「にせものの自分のマインド・セット」が動き出すということです。)
・それでは、霊的な喜びと肉体的な悦びは、本質的にどこが違うのでしょうか。それが二つ目の観点になります。二つ目の観点は、「不死と永遠」ということです。『黄金の法』には、次のように説かれています。
地位欲や名誉欲の背後にあるものは一体、何なのでしょう。より多くの人びとに、自分の名前を知らしめたいという気持ちかもしれません。そしてまた、願わくば自分の死んだ後にも、人々に自分の名前を語り継がれたいという気持ちかもしれません。・・・
要するに、人間的な欲の背後にあるものは、「不死」への願いだと言えます。・・・
この不死性への願いは、個人を離れても、集団のなかに、連綿と生き続けております。・・・
しかし、「不死」と双子の兄弟のようによく似ておりながら、その本質において、異なっているものがあります。すなわち「永遠」です。
・引用が長くなりますので、深く理解したい方は本文(『黄金の法』p66~)を読んでいただきたいと思います。結論を言いますと、「肉体的な欲望は絶対に得ることをできない不死の願いの現れだ」ということです。(つまり、求めても得られない『求不得苦』の苦しみしか生まない」ということです。)
(次回に続く)
(4月4日)
「奇跡物語」第四篇 第6章 2 宗教の王道を歩む
⇒[宗教の王道を歩む]
⇒[エル・カンターレ祭御法話に見る主の世界計画]
⇒[御法話を考える前提 - 世界危機の原因]
⇒[何をなすべきか]
⇒[天動説の自分に気づく]
⇒[自分たちが気がついていない天動説の例]
⇒[誘惑に負ける人々]
⇒[不死と永遠]
⇒[時間を使う人と無駄にする人]
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「奇跡物語」
第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。
サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。
第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。
第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。
公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
をご覧ください。