MS4431「奇跡物語」547 弟子が持っている危険な思想

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 2 智慧の実現 - 縁起の理法を見抜く)

[弟子が持っている危険な思想]

(以下は、サトルの5月27日の親しい人へのメールです。)

みなさまへ(5月27日)「メシアの法を改めて学ぶ② - 弟子が持っている危険な思想」

・前回、「今、メシアが語るべきこと、なすべきこと」の要点を紹介しました。ここで、私がが言いたいことは二つあります。

。第一に、「弟子も①で書いた危険な思想のどれかを持っている」ということです。ここで再掲して説明します。
① 選民思想 - 幸福の科学の信者が偉い(という考え方)
② イエスの愛で世界が救える - 愛がわかる人間が偉い-仕事能力を軽視する考え方
③ 智慧があれば世界を救える - 学習ができる人間が偉い-学習を伝道をしない言い訳に使う
④ 科学技術優位の考え- 仕事能力のある人が偉い-結果主義(目に見えるもの)でものごとを判断する
⑤ エリート思想 - 出世した人、生まれがいい人、過去世が素晴らしい人が偉い
⑥ 権力主義 - 経済力や地位のある人が自己中になる
⑦ 結果平等の民主主義 - 上の①~⑥の力を持たない人がうまくいかないことを人のせいにする
(これに加えて「霊的能力がある人が偉い」という考えもあると思います。)

・人間には、だれしも自己保存の気持ちがあります。自分が持っているものを過大評価して、持っていないものを過小評価する傾向性があります。したがって、上にあげた点は常識的な考えで、この世的には悪ではないと思います。(当たり前のことです。)しかし、「世界を救済しようと思えば、この当たり前のことが足かせになり、危険な思想になる」ということです。

2022年12月16日記:「宗教の本道を歩む」では、「四大聖人がこの世的に敗れた部分がある」と説かれました。その原因の一つは、上にあげた弟子の危険な思想だと考えられます。

(12月16日)

「奇跡物語」第四篇 第4章 2 智慧の実現 - 縁起の理法を見抜く 

⇒[智慧の実現 - 縁起の理法を見抜く]
⇒[今、何が起きているか ー 現実の世界で起きていることと『十字架の女②』を読み解く]
⇒[世界同時不況の始まり]
⇒[乱高下する株価]
⇒[株価の乱高下の理由 ー 借金に借金を重ねている世界]
⇒[緊迫する世界情勢]
⇒[トルストイが教えてくれる歴史的事件の正しい見方]
⇒[国民を動かす力]
⇒[トルストイの結論]
⇒[私たちの知るべきこと(エル・カンターレ祭ご法話の主旨を考える)]
⇒[危機の時代を乗り越える方法]
⇒[『メシアの法』を改めて学ぶ]
⇒[弟子が持っている危険な思想]
⇒[因果が逆になっている主と弟子の考え]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
をご覧ください。