MS5117「奇跡物語」651 霊界構造の観点から今回の妖怪の問題を考えると

第五篇 『地獄の法』篇(危機の時代のサバイバル)

主が御帰天され、第七文明は終焉の時をむかえる。地上は地獄の時代に入るが、これは第八文明を創造するための「生みの苦しみ」でもある。
さとるたちは、危機の時代をサバイバルし、第八文明の礎を築くために「エル・カンターレ信仰を立てる」ための学習会と組織づくりをはじめる。

(以下本編 1 主の御帰天を考える)

[霊界構造の観点から今回の妖怪の問題を考えると]

・霊界構造の観点から今回の妖怪の問題を私なりに説明するとつぎのようになります。

➀ この世の成功のために神様を使うのが裏の世界である
・幸福の科学でよく見られるのは、自分たちの成功(植福でも、選挙でも、伝道でも)のために神様の教えを使うことです。(だから裏の系統の人の方が出世します。)

② 六次元世界では、この世で成功することが善である
・結果で考えると、六次元世界の価値観は、三次元世界の価値観とそれほど変わりません。(だから、サンガが六次元の論理で活動をすると宗教的にならず会社的になります。)

③ 表の世界観では努力をして成功することが善である
・自助努力の世界が表の世界の価値観です。(仏教的に考えるならば自助努力により仕事能力をつけるべきであり、主は再三再四、職員に対しこの教えを説かれました。神様と一体となるほんらいの宗教的活動は七次元以上の活動です。)

④ この世で成功したいというサンガの自分勝手な論理が表の世界の論理に勝ってサンガか妖怪化しかけている
ここで大切なのは、一念三千の考え方です。
・ほんらい表の世界の住人は自助努力で成功をおさめるべきなのに、サンガのなかでは、表の世界の人間も神様に頼って成功することは100%の善だと考えるようになっていたと思います(植福、伝道、選挙成功の祈願などがその例です。)ほんらいの表の天使格の人間が自助努力を怠って神頼みすると、裏系の霊を引き寄せてしまいます。これがサンガが妖怪化している原因ではないかと推測されます。
(要するに、表の天使格の人間とそれ以外の裏の人間や五次元層の人間が神頼みするのは意味が違うということです。実際には導師、守護霊、高級霊が処理しきれていない祈願の念いや職員の生霊は主のところに行って主のエネルギーを吸いとっていたと思います。)

(次回へ続く)

(5月22日)

「奇跡物語」第1章 1 主の御帰天を考える

⇒[主の御帰天を考える]
⇒[今、起きていることの正見を考える]
⇒[伝道力の不足が世界危機の原因である]
⇒[自我と認識力の不足の問題]
⇒[仏教の教え―主の御帰天の意味を考える]
⇒[仏の使命、弟子の使命]
⇒[至高神信仰と弟子の一神教信仰]
⇒[主の御帰天は至高神信仰確立のチャンス]
⇒[要するに、こういうこと - 主の御帰天の意味:至高神信仰と一神教信仰の違い]
⇒[なぜ、私たちの真理の解釈は曲がるのか]
⇒[「純粋な信仰」を持つために]
⇒[主の使命と仏教の信仰、弟子の姿勢]
⇒[「主の考える正しさ」と「弟子の考える正しさ」の違い]
⇒[次元構造を魂で理解する - 菩薩を目指す人間の善悪はふつうの人とは違ってくる]
⇒[無我の世界 ー 菩薩の立場での正見]
⇒[生命の大樹やパラレルワールドについて]
⇒[霊界構造の観点から今回の妖怪の問題を考えると]
⇒[「〇〇が悪い」ではなく、「何が正しい」かである]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
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⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
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