「奇跡物語」第2篇
「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。
・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。
(以下本編 第3章3「それぞれの念い」)
[人間は、自分が見たいものしか見ない]
・「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。」
・これは、シーザーの有名な言葉である。
・「心のなかにあるものを見る」という二つ目の側面は、多くの人間に共通する「人は見たいものを見る」という真実からきている。熱心な商売人が街を歩けば商売の種をさがすだろう。パトロールをしている警官は怪しげな行動をしている人に目がいくであろう。美術家は世の中に美の光を発見しようとする。このようにして、人は仕事をしながら心を磨き、心の修行をしながら仕事の実力をあげていく。
・逆に、この傾向性は悪の循環ももたらす。凡人は不都合な真実を見ないようにして現実から逃げる。出来の悪い学生は試験で間違ったところを見ないようにする。仕事のできない人間は失敗を隠そうとする。お客さんのクレームを聞かないようにする。凡人は、世の中に人の不幸を見つけて喜ぶ。人の悪いところを見て安心する。(その結果、心の法則が働いて自分が不幸になる。)
・さとるが「『ブルーピリオド』は七次元の世界に届いている」と感じるのは、主人公の八虎が、絵を画きながら世の中全体を見ているからである。絵を画くために自分の心のなかにあるものを探求する。世の中に美しさや醜さを見る。人の絵を見ながら、その人が持っているものやその人の人生を考える。
・その結果、「ブルーピリオド」では、三つ目の中道である「利自即利他の中道」が描かれているのである。
(7月19日)
第3章3「それぞれの念い」小題
⇒[それぞれの念い]
⇒[真の弟子になるために]
⇒[さとる、救済を考える]
⇒[マカン・マラン]
⇒[心優しき富者は世界を救えるか]
⇒[ユートピア建設に逆行する愛の心]
⇒[愛の勘違い]
⇒[人類の永遠の課題を解くチャンス]
⇒[愛は風の如く]
⇒[七次元の世界に届いている]
⇒[心の世界と物質世界]
⇒[人間は見たいものしか見ない]
[永遠の今](7月21日)
[努力の問題か、才能の問題か](7月22日)
[神の愛を感じる](7月23日)
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「奇跡物語」
第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。
サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。
公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。