MS2338 「奇跡物語」218 心の世界と物質世界 

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第3章3「それぞれの念い」)

[心の世界と物質世界]

・「ブルーピリオド」に描かれている中道の二つ目は「心の世界とこの世の物質界」の中道である。

・心のなかには真・善・美の世界がある。「心のなかに美を発見した」ものは、「この世の中にも美を発見できる」のである。逆に「世の中の美を発見できる」人間は「心のなかの美を発見できる」とも言える。実際に、日本画壇にそびえる巨峰富岡鉄斎などは「自分は儒者である」と称し、心を磨くことを主眼において修行をしたと伝えられている。

「人は心のなかにあるものを見る。」
・これはカントやヘーゲルが明らかにしている真理である。私たちの実感としてはなかなか信じられないのであるが、世の中には「客観的なもの」はないのである*。(私たちの実感と違うのは地動説と同じようなものである。)人間は自分の心のなかにあるものしか見ることができないのである。(哲学的に表現すると、「心のなかの概念と外なる世界の対象の一致が認識である」。)

*客観的なものはない:空と同じこと、主は「中道からの発展」のご法話で「ほんとうは長良川なるものはない」というたとえでこの話をされている

・「心のなかにあるものを見る」というのには二つの側面がある。一つは、「念いは実現する」ということである。人間の心には力がある。強く念ったことは、現象として実現していくのである。「ブルーピリオド」の主人公の八虎は、「絵を画きたい」という心のうずきを発見し、「芸大に行く」という志を持ち、それを実現させている。

(7月17日)

第3章3「それぞれの念い」小題

⇒[それぞれの念い]
⇒[真の弟子になるために]
⇒[さとる、救済を考える]
⇒[マカン・マラン]
⇒[心優しき富者は世界を救えるか]
⇒[ユートピア建設に逆行する愛の心]
⇒[愛の勘違い]
⇒[人類の永遠の課題を解くチャンス]
⇒[愛は風の如く]
⇒[七次元の世界に届いている]
⇒[心の世界と物質世界]
[人間は見たいものしか見ない](7月19日)
[永遠の今](7月20日)
[努力の問題か、才能の問題か](7月21日)
[神の愛を感じる](7月22日)

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。