MS5241「奇跡物語」719 ソロスの再帰性理論を理解する前提

第五篇 『地獄の法』篇(危機の時代のサバイバル)

主が御帰天され、第七文明は終焉の時をむかえる。地上は地獄の時代に入るが、これは第八文明を創造するための「生みの苦しみ」でもある。
さとるたちは、危機の時代をサバイバルし、第八文明の礎を築くために「エル・カンターレ信仰を立てる」ための学習会と組織づくりをはじめる。

・本記事は、経済の話、投資の話です。経済、投資に興味のない方には次のシリーズの閲覧をおすすめします。

⇒SEG230806「異次元パワー得るための祈り」を受けた後のインスピレーショ(7月18日)」
⇒SEG230805「異次元パワー得るための祈り」を受けた後のインスピレーショ(7月17日)」
⇒SEG230804「異次元パワー得るための祈り」を受けた後のインスピレーショ(7月16日)」
⇒SEG230803「異次元パワー得るための祈り」を受けた後のインスピレーショ(7月14日)」
⇒SEG230727「異次元パワー得るための祈り」を受けた後のインスピレーションについて」

(以下本編 3 危機の時代のサバイバルから新しい経済学の創造へ)

[ソロスの再帰性理論を理解する前提]

(今日は特に経済の専門家でも理解できないようなマニアックな話です。哲学が苦手な方はスルーしてください。)

③ ソロスの「再帰性理論」を理解する前提となる知識
・ジョージ・ソロスは、「バブルができる理由」を「再帰性理論」という理論で説明しています。「再帰性理論」は難しい理論ですので、その解説をする前に、「再帰性理論」を理解するのに必要な知識を紹介します。

〇 認知機能と操作機能
・人間の知性には、ものごとを客観的に把握するための認知機能とものごとを合理的に処理するために操作機能があります。(純粋理性と実践理性と同じことで、こなれた言葉にすると観察力と意志力になると思います。)

〇 再帰性と誤謬性
・再帰性理論の要点は、「認知機能と操作機能は相互に影響を及ぼすので純粋な認知機能や操作機能は存在しない」ということです。(物理学の不確定性原理に近い感じです。)ですから、「世の中に客観的事実なるものはない」ということです。(プラトンやカントと言っていることも同じです。)そして認知機能と操作機能が相互に影響を及ぼすとき、「人間の間違え(誤謬性)が増幅されることがある」と言っています。

〇 支配的なバイアスと支配的なトレンド
・株価の変動には常にバイアスがかかっています。(客観的な条件は何も変わっていないのにもかかわらず株価は1秒ごとに変動します。)一方向に大きなバイアスがかかったときにバブルになったり、恐慌になったりします。(恐慌が起きるのは、市場のバイアスが経済のファンダメンタルズまで影響を与えた時です。)

(8月9日)

「奇跡物語」第2章 3 危機の時代のサバイバルから新しい経済学の創造へ

⇒[危機の時代のサバイバルから新しい経済学の創造へ]
⇒[危機の時代のサバイバル]
⇒[闇夜の中に光を灯す]
⇒[異次元投資法➀]
⇒[異次元投資法②]
⇒[新しい経済学の創造]
⇒[新しい経済学を創造するための要点]
⇒[「新しい経済学を創造するための要点」②]
⇒[新しい経済学のモデルとしての「異次元投資法」➀]
⇒[新しい経済学のモデルとしての「異次元投資法」②]
⇒[新しい経済学の創造を仏教的に考える]
⇒[「苦」「集」「滅」「道」]
⇒[資本主義が終焉の危機を迎えている理由]
⇒[ソロスの再帰性理論を理解する前提]
⇒[再帰性理論によるバブル造成の過程]


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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
⇒GMS08「『奇跡物語』第五篇記事一覧」
をご覧ください。